「ライター」に興味のある方のなかには「AIが発達すれば、仕事がなくなるんじゃないの?」と不安になる方もいるかもしれません。実際に私も不安でした。
ですが、ライターとして仕事をしながら、AIの勉強をして気づいたのは、ライターの仕事はなくならないということ。
ただ、今まで通りの「書けるだけのライター」は需要がなくなっていく、もしくは、思うように仕事がもらえなくなると思います。あくまでも個人的な意見ですが。
実際に私は、ライティングを外部のライターではなく、AIに依頼することになったと言われて、仕事を失いました…。
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AI時代にライターが必要とされる理由
AIが台頭する時代でも、ライターの仕事がなくならないと思う理由は3つあります。
AIが作成する文章は“AIっぽい”
AIで文章生成をしたことがある人ならわかるかと思うのですが、AIが書いてくれる文章は“AIっぽい”です(笑)。使いまわしてるのに、こんなこと言ってごめんね、ChatGPT、Gemini…。
ディレクターさんも言っていたのですが、普段からAIで文章生成する人には「AI臭」がすぐにわかります。なんでしょう、副詞が多いとか、似たようなフレーズ(「〇〇のカギとなります」はもうめっちゃAIですw)ばっかりとか、そういう感じです。
そこでライターには、“AIっぽい”文章を“人間っぽい”文章に書き換えることが求められます。こればっかりは、人間にしかできないんですね。結局、AIに修正を依頼しても、“AIっぽい”文章の重ね塗りになるだけなので(笑)。
この1点においても、ライターの仕事がなくならないと言い切れる理由に、納得いただけるのではないでしょうか?
体験談は人間にしか書けない
「AI臭」を消すという点では、1つ目に似ていますが、体験談は人間にしか書けません。もし、AIが人間のように生活するようになれば話は別ですが、近い未来でそんなことはないでしょう。
最近では、AIで文章生成するのが当たり前だからこそ、体験談がとても重視されます。体験談というとハードルが高いですが「私は〇〇と思いました」「〇〇だと考えています」のような書き方でもOKです(各所ルールがあるとは思うので、あくまでも私見です)。
私は「うーん、ネタがない」というときに、AIに聞いて、出てきた答えをもとに「あ、たしかにな。〇〇のエピソード使えそう」みたい使っています。
ネタ出しにおいて、AIくんほど役に立つものはないと思いますね。
いつもありがとう、ChatGPT!!!
AIを操作するのは人間
根本的な話になりますが、文章生成するためにAIを操作するのは人間です。つまり、人間がいなければ、AIは動かせない。
AIでの文章生成では、プロンプトと呼ばれる命令文をAIに流し込んで、指示通りに吐き出してもらうスタイルが一般的です。プロンプト自体をAIで作ることもできますが、いずれにしても、最初の指示出しは人間が行います。
「NO 人間, NO AI」といったところでしょうか。AIを生み出したのも人間だしね。重要なのはAIを操作できる人間になること。
生き残り重宝されるライターになるには?
AI時代でもライターの需要があることは、わかっていただけたかと思います。じゃあ、どんなライターでも良いのかというと、答えはNOです。
私は、普通のライティングとAIライティングのどちらもをしていますが、生き残りに必要だと思うポイントを解説しますね!
当たり前のことを当たり前にする
はい。これはもう大前提です!当たり前のことが当たり前にできない人は、AI関係なく、仕事をもらえません。
そんなこと当たり前じゃん!と思った方は、大丈夫!AI時代でも生きていけます^^
当たり前のことが当たり前にできている人にはわからないかもしれないのですが、当たり前のことが当たり前にできない人っているんです(「当たり前」のゲシュタルト崩壊)。
急に音信不通とかね。見ていてゾッとします。会社員でもそれはないだろ!案件な人、いるんですよね〜。なので、言うまでもないのですが、当たり前のことを当たり前にすることは、必須条件です。
スキルアップする
AI時代だからといって、全員がAIを使いこなす必要があるかといわれれば、そんなことはないと思います(でも使えたほうが良いとは思う)。大事なのは「こうなりたい!」や「これが得意!」と思うスキルを伸ばしていくこと。
たとえば、ライターの上位職種のディレクターを目指すのも良いですし、書くのが好きであれば、セールスライティングやコピーライティングなんかに挑戦するのもアリですよね!
ライターとして仕事を失いたくないのであれば、現状維持に甘んじないこと。半分は自分に言い聞かせています><。仕事は一瞬にしてなくなることもありますからね…(泣)。
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引き受ける仕事を精査する
意外なポイントかもしれませんが「なんでもやります!」より、ちゃんと仕事を精査したほうが良いと思います。
もちろん、駆け出しだったり、仕事がなくてピンチだったりすれば、なんでもやりますマインドは必要です。実際に私もそうでしたからね。
ですが、一定実績があったり余裕があったりする場合は、仕事は精査するのがおすすめ。たとえば、AIは全面NGというメディア、私だったら選ばないです。自分の成長にならないから。
ただ、好きだったら良いと思います^^
「担当者さんが素敵なメディア」「書きたいジャンルのメディア」とか。私もAIは使わないけど、大好きなメディアさんがあって、一生取引したいと思っています(愛が重め)。
少し話が逸れた気もしますが、この先、AIを使わない未来はほぼ100%ありえないからこそ「関わったら成長できる」仕事を選ぶ必要があると思います。
ライターこそAIを学ぶべし
私は、ライターこそAIを学ぶべきだと思います。使わないと生き残れないというのもありますが、なにより作業が効率化できる!
ちなみに私は「飛翔」で学んでいます。動画講義なので、好きなタイミングで勉強できますし、動画も短いので(長くても20分くらいかな)、私のようなズボラさんにもおすすめ。
AIをどう使えば仕事に役立つのか、実践的に学べるかなと思います。
とはいえ、私もまだまだ使いこなせておらず…。大声で言えませんが、契約してから半年くらいは放置してた…(笑)。
でも勉強したことで「ここでAI使えるかな?」「AIでやってみたらどうだろう?」みたいな、選択肢が増えました!これって結構大きくて。
「なんでも全部自分で100%でやらなきゃ」から「ちょっとAIに頼って、70%くらいは自分でやろう」みたいな効率化が実現するんです。ほんとに!試してみてほしい。
効率化を考えられるのは、AIを使うという選択肢があるからこそ。だからこそ、ライターもAIを身につけたほうが良いと思います。だって取引先に、搾取されたくないじゃないですか(経験者は語る)。
まとめ
今回の内容、私の体験談が詰まっていて、本当は秘密にしたいくらいです(笑)。リアルすぎる!
この記事にたどり着き、読んでくださった方、ありがとうございます♡
とにかく、AI時代でもライターの仕事はなくならないということをお伝えしたかった。ただ、どんなライターでも生き残れるかといわれると、そうではなくて。
スキルを身につけたり搾取されない仕事を選んだり、ライターとしての努力は必要です。努力の方向性として「仕事を奪うヤツ」と恐れていたAIを、逆に学んじゃえば良いのでは?という提案でした^^
もし気になる方がいらっしゃれば「飛翔」も検討してみてくださいね!
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