結論、フリーランスに繋がりは必要です!
もちろん、完全個人で仕事ができないわけではないので「繋がりがない=廃業」ということはありませんが、繋がりはあったほうが良いです。
フリーランスが繋がりを作るメリット
では早速、フリーランスが繋がりを作るメリットを解説しますね!
仕事を紹介してもらえる
繋がりによるもっとも大きなメリットと言えるのが、仕事の紹介。
自力で仕事を獲得できるからこそ、フリーランスとして活動できると思うのですが、とはいえ自分で探せる範囲には限界があります。
そこで、繋がりがあれば、知り合いから仕事を紹介してもらえるのです。実際に私も、知り合いの方から仕事を紹介してもらったことがあります♪
知り合いの紹介であれば、基本的に「よくわからない仕事」ということはないので、信頼できますし、割と単価が良いというケースも少なくありません。
何より、オフィシャルに募集されていない良い仕事に巡り会える可能性があります(転職でいうところの、非公開求人みたいなもの)。
ちなみに、これって実は、紹介される側にもメリットがあるんですよ!
たとえば、クラウドソーシングで募集すると、よくわからない人が応募してくる可能性がありますよね。めちゃくちゃ良い人に出会えるかもしれないし、大外れかもしれない。結構リスクがあるんです。
でも知り合いの紹介であれば、変な人にあたるリスクは極めて低くなります。このメリットはとても大きいと、発注者さんがおっしゃっていました^^
モチベーションが上がる
繋がりによるメリットは、単に仕事がもらえるという損得の話だけではありません。
モチベーション!!!とにかく上がる!!!
私のような出不精でズボラな方こそ、繋がりを作るべきです。本当にw
いろいろな人と接点を持つと「いいな〜羨ましいな〜」と思うことも、正直あります。ですが、それ以上にモチベーションが上がるんです!
がんばっている人を近くで見ると、自分もがんばろうって思えます。「追いつけ追い越せ!」のようなメラメラした感情ではなくて、元気をもらえる感じですね。
「しんどい思いをしてるのは、私だけじゃないんだな」「また、良い報告ができるようにがんばろう」みたいな、ポジティブな感情が芽生えます。
実際に私もオフ会?交流会?に参加したことがありますが、モチベーションが上がって、すっごく良い疲れを感じます(笑)。
情報交換ができる
情報交換も強いですね。情報があるとないとでは、全然違います!
たとえば「良い会計士さん知らない?」「確定申告の〇〇ってどうしてる?」のような、フリーランスならではの情報を交換できます。
世の中的には、会社員が一般的なので、なかなか相談しづらいこともあるんですね。確定申告なんて、会社員だったらしないじゃないですか。医療費控除くらい?
その点、フリーランスという働き方をしている人であれば、リアルな情報交換が可能です。私もそれによって、どれだけ助けられたか…。
仕事の獲得と似ていますが、一人で得る情報には限りがあるので、いろいろな人から情報を得たほうが効率が良いです。
ただし、ケースバイケースな事態も多いので、情報は鵜呑みにせず、裏どりは自分でしましょうね♪
フリーランスが繋がりを作る際の注意点
さて、ここまで読んで「よし!繋がりを作ろう!」と意気込んだ方もいるでしょう。ですが、注意点もあります!
節度ある振る舞いをする
個人的にフリーランスの繋がりは、会社の同僚に近しいものだと思っています。
もちろん、コミュニティでの繋がりが友情関係に発展することもあります!実際に私も、フリーランスの繋がり以上に、良い関係性を築けている方々がいます^^
ただ、だからこそ、節度ある振る舞いは大切にしています。当たり前のことですが、感謝を伝えるとか、失敗したときは謝るとか。
ビジネス上の関係性に発展することもあるからこそ、信頼される振る舞いをすることが大切なんだと思います。信頼できる方を見ていても感じることです。
とはいえ、媚びを売るのは違うので、変にへりくだったり自分を卑下したりする必要はありません。
信頼できるコミュニティかを確認する
トラブルに巻き込まれないようにするためにも、コミュニティの信頼性の確認は重要です!
私もかつてSNSで知り合った人に、謎のオンライン講義に誘われて、怖い思いをしたことがあります。
グループ講義のあと、個人講義に誘導されて「あなたは今のままではやばいです(意訳)」と言われて、本当に意味がわからなかった(笑)。あれは果たしてなんだったのだろう…。
とくにフリーランスは、いろいろな出会いがあるからこそ、要注意です。駆け出しの頃とか不安だしね、仕事になるかもとか思っちゃうしね><
あとSNS起業界隈だと、ネットワークビジネスも結構あると聞きます。苦手だなって方は、気をつけたほうが良いかもしれません。
私のようにw怪しい人に声をかけられないようにするためには、評判を確認すること!自分で調べるのはもちろんですが、実際にコミュニティ内の人から話を聞くのがいちばんですね。
ただ「私たちは怪しいです!」と自ら言うことはないので、話を聞く相手には気をつけましょう。そういう意味でも、信頼できるフリーランス仲間が一人でもいると心強いですね。
押し売りはしない
とくに異業種の繋がりだと、自分のビジネスチャンスに恵まれることもあります。
たとえば、ライターの私にとって、文章を書くのが苦手なWebデザイナーさんとの繋がりは、仕事のチャンスですよね。逆も然りです。
ですが「私に書かせてください!」と強気で押し出さないように気をつけています。考えすぎかもしれませんが「ビジネスで繋がろうとしているんだな〜」と思われたくないので。
「もし何か、お手伝いできることがあれば言ってくださいね」程度のお声がけを意識しています。ちなみに、ゆるっとしたお声がけから仕事に繋がったことがありました!
なかには「ガツガツいくほうが良い!」という人もいるかもしれないので、押し売りしないことが正義とは言いません。
ですが「自分を売り出すことが苦手な方でも大丈夫!」ということは言えます^^
まとめ
フリーランスは、繋がりを作るのがおすすめ。
繋がりがなければ、仕事ができないということはありませんが、繋がりから生まれるチャンスや、安心感があります。
ただし、損得勘定で動いたり媚びへつらったりするのは、個人的にはちょっと違うかなと思うので、仕事は関係なく、一つひとつの出会いを大切にすると良いのかなと思います。
残念ながら怪しいコミュニティが存在するのは事実なので、これから繋がりを作るという方は、トラブルに巻き込まれないようにだけは、気をつけてくださいね!