一言で言うと、圧倒的透明感、である。
ひょんなことで手に入れて聴いたときは、とても驚いた。
RME ADI-2 Pro Anniversary EditionというDACを使っていた。
どこまで迫ってくるクオリティかな、と甘く見ていた。
好みの問題だから優劣ではないことはわかっていた。
とはいえ、新品で2つ揃えても50,000円ほどだ。
ADI-2 Pro(AE)とは、およそ4倍ほどの差がある。
○参考
・RME ADI-2 Pro Anniversary Edition:220,000円
・TOPPING E50:26,900円
・TOPPING L50:22,900円
ADI-2 Pro(AE)は定位が際立つ。が、あまり透明感を感じられる音ではない。
厳密には、透明感があると思っていたADI-2 Pro(AE)を、この組み合わせが上回ってきた。
E50とL50の組み合わせを聴いた後では、ADI-2 Pro(AE)は、音が曇っていると感じてしまった。
ADI-2 Pro(AE)の名誉のために言っておくが、定位を見るには非常に良い機種である。
わたしにとって、定位や分離感が良いかどうかは重要な要素である。
ただし、この透明感を前にするとどうでもよくなってしまった、というのが正直なところである。
余談だが、D90SEとA90 Discreteが欲しくなった。
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